予告:カタストロフィーと芸術 第4回

創造的復興:カタストロフィーと芸術 第4回目の授業では、日本女子大学教授の河本真理さんをお招きし、「葛藤する形態-第一次世界大戦と美術」をテーマに講義していただきます。どなたでも聴講できますのでぜひご参加ください。
(赤木)


日時:11月7日(金)16:45〜18:00
会場:5C416

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結チーム「結の器ワークショップ お食事会」 

10月19日(日)「結の器プロジェクト2014」食事会

ワークショップにご参加いただいた方々、招待状として器を贈られた方、去年の結チームメンバーにも集まってもらい、食事会を開催いたしました。
今回のプロジェクトで制作した碗と桜柄の杯を使い、食事を通じて交流しようという目的で行いました。
自主的に集まってくださった参加者の方々と一緒に料理を作りました。けんちん汁、福島県の郷土料理であるひきな炒りなど、予定していた料理に加え、参加者の方から里芋、サツマイモ、小松菜などたくさんの野菜や、手作りの料理を差し入れていただきました。元気いっぱいな参加者の方々に料理を教えていただきながら、和気あいあいとした雰囲気のまま、食事会に臨む事が出来ました。食事会ではごはんを食べながら、自分の作った器について振り返ったり、器を贈られた方が返してくれた言葉、器を見た方の反応、震災、原発事故から3年半経過した避難の近況、最近気になっている事、趣味の話までたくさんの事を話題にお話しすることができました。

最後に次回もぜひ参加したいと仰ってくださる方もおられ、ほっとしたと同時に次回に向けて引き締まる思いも感じました。今回のように器作りを楽しんでいただけると共に、「結の器」らしさを更に出していけるプロジェクトを続けていければと思いました。今回の交流で学んだことを今後にいかせるようにしっかり話し合っていきたいと思います。
(芸術3年 野口)

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空き空間チーム 北条での野外映画上映会を終えて

10月18日(土)に、北条商店街の旧劇場(空き地)にて野外映画上映会を開催しました。
春学期に行った空き地・空き家の調査の後、空き空間を活用した取り組みができないかと考える中で北条の商店街にかつて劇場(映画館)があったことを知り、また地域の方々が劇場の思い出について活き活きと語る姿に心を動かされ、このイベントの実現に向けて動き出したのでした。
北条商店街がすごく賑やかだったという昭和の時代の思い出を、世代を超えて楽しんでもらい、これからの北条のまちづくりにつながってほしいという思いを込めて企画を考えました。そのためのオリジナルムービー『思い出の北条』の作成、昭和の焼き芋づくりに挑戦するなど、予想以上に準備は大変でしたが、当日は地域の方々がたくさん足を運んでくださり、焼き芋や甘酒の振る舞いも好評で、イベントとして大変良い結果を得られました。
『思い出の北条』の撮影・インタビューへのご協力だけでなく、地域の方々には当日の設営、片付けまで大変お世話になりました。また上映のために物品をお借りするなど、たくさんの方に支えられてこの日を迎えることができたと実感しています。少人数のチームでそれぞれ分担して進めた準備期間も含め、私自身とても良い思い出をつくることができました。
白黒の映画は子どもにとっては分かりづらかった…との声など、地域の方々の感想や新たな要望をふまえて、今後さらなる、空き空間を活かした地域の活性化につなげていければと思います。
(教育4年 下田)

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予告:カタストロフィーと芸術 第3回

創造的復興:カタストロフィーと芸術 第3回目の授業では、グラフィックデザイナーの川畑直道さんをお招きし、「第一次世界大戦と関東大震災-日独ポスター交流史」をテーマに講義していただきます。どなたでも聴講できますのでぜひご参加ください。(赤木)

日時:10月31日(金)16:45〜18:00
会場:5C416

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予告:カタストロフィーと芸術 第2回

創造的復興:カタストロフィーと芸術 第2回目の授業では、東京都写真美術館研究員の金子隆一さんをお招きし、「原爆の日本の写真表現」をテーマに講義していただきます。どなたでも聴講できますのでぜひご参加ください。(赤木)

日時:10月24日(金)16:45〜18:00
会場:5C416

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空き空間チーム 野外映画鑑賞会のお知らせ

空き空間チームが、かつて映画館のあった北条商店街の空き地で野外映画鑑賞会を開催します。北条商店街の新たな思い出づくりにぜひご参加ください!

【開催日程】
日にち:2014年10月18日(土)*雨天の場合19日(日)
時間 :17:30〜 開場 18:00〜 上映
場所 :旧劇場(北条仲町34番地)
【上映内容】
「思い出の北条」
出演:北条にお住まいの皆様
編集:CR空き空間チーム
「鞍馬天狗 角兵衛獅子」
1951年制作

入場無料、温かい飲み物、焼き芋を用意しております。
暖かい服装でお越し下さい。

空き空間ポスター

巨大地震PJ研究会内で『いわきノート』が上映されます

10/23(木)に、筑波大学内で行われる巨大地震プロジェクト特別研究会において、CRの活動紹介と併せて映画『いわきノート』が上映されます。上映後には、制作スタッフと共同監督数名によるトークイベントも予定しています。
この研究会は、巨大地震による複合災害の理解と、他分野間の連携を深めるための議論の場として開催されるものです。劇場や自主上映に限らず、様々なフレームで『いわきノート』が上映されることで、より多くの方にこの映画を届けられればと思います。
学内の研究会ですが、どなたでも参加可能ですので、ぜひこの機会にご覧ください。(飯田)

日時:2014年10月23日(木)10時~18時
※『いわきノート』の上映は第二部(13:00〜15:15)となります。

会場:筑波大学 総合研究B棟(B107, B110, B112, ギャラリー)
※『いわきノート』上映の第二部はB110となります。

>>詳細はこちらから

巨大地震P特別研究会ポスター

2014年度サイエンスビジュアリゼーション演習

9月26日(金)、サイエンスビジュアリゼーション演習のプレゼンテーションと講評が行われました。芸術の学生の豊かな表現力、そしてサイエンス系の学生の描画テクニックの上達ぶりに驚きの連続でした。田中佐代子先生はビジュアルデザインの観点から、そして出題された先生方からは科学的な観点から、厳しい指摘あり、是非学会発表で使いたいとのお褒めの言葉ありの、大変活気のある授業となりました。
写真の作品は、倉賀野美都さん(芸術専門学群3年)の「地震の発生メカニズム:弾性反発説」(画像1枚目)と神田千鶴さん(芸術専門学群3年)の「放射線の基礎事項をまとめるイラスト」(画像2枚目)です。芸術の学生にとっては描き慣れないテーマですが、どちらもとても分かりやすく工夫されています。
他にもたくさんの素晴らしい作品がありましたので、またご紹介致します。(高崎)

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結チーム「結の器ワークショップ 第3回」

9月28日(日)
「結の器プロジェクト」3回目は、焼き上がった器のお披露目会、そして「桜柄の杯」を贈る会を行いました。
今日の作業はまず、器の窯出しでした。器は前回のワークショップでかけた釉薬がつやつやと透明なものになっていて、粘土の質感から硬質な陶器の質感へと様変わりしていました。参加者の皆さんは窯から出したての自分の器を見て、返す返す手の中でまわして形を確かめ、焼き上がる前と焼き上がった後の差を楽しんでいただけたようでした。仕上げに器の底の高台をきれいに整え、いざお披露目です。
みなさん各々の器を写真で撮ったり、出来上がったものを近くの方と共有して感想を話しあったり、「ここを頑張ったんだよなあ〜」と器作りを振り返ったりと初回ワークショップのときと比べても、参加者同士の間で話が弾んでいるようでした。完成披露の記念撮影の際は、ペアの方と互いの器を、ひとつの「結の器」にして一緒に写っていただきました。みなさんとても良い笑顔でした。

次はいよいよ器を贈る会です。
今年からの新たな試みである器を贈る会。参加者の方が作った器を届けたい方へ、10月19日に行われる食事会の招待状として、思い思いにしたためた手紙を添えてしっかりパッキングをして贈ります。
奥様に贈られるという方や、みなさん様々な思いがあるようで、とても楽しそうに作業をしてくださり和気あいあいとした雰囲気の会になりました。パッキングを終えた後は「できたばかりの器が行ってしまうのは少し寂しい」と仰ってくださる方もいました。そして締めに参加者から作品に関する感想や今回の制作について話をいただきました。「世界に一つしかない器ができた」との言葉が強く印象に残りました。最後にスタッフから今まで参加していただいた事への感謝、無事に終わった事への達成感などを話させていただきました。今日の活動は、復興に向けた様々なものが込められていたような気がします。みなさん最後は笑顔で帰られていきました。

器作りのワークショップは今日で終わりを迎える事が出来ました。今までスタッフでミーティングを重ね、どうしたら上手くいくものかと悩む事も多かったのですが、大きな失敗も無くやり遂げたことは非常によかったと思います。
次は10月19日に控える食事会になります。今まで作った器を持ち寄り、美味しいものを用意して、参加者もスタッフも一緒に楽しめるような会にしたいと思います!
(芸術3年 野口)

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結チーム「結の器ワークショップ 第2回」

結の器プロジェクト」第二回目の今回は、参加者の皆様と、釉薬掛けと本焼きの窯詰めを行いました。今回も皆様やる気満々で器作りに臨んでいました。
まず、参加者の方は自分が作った器と一週間ぶりの再会をしました。素焼き前と、素焼き後の器の変化に驚いていました。また杯の桜模様が、器の表面に、きれいに出ていたことにとても喜んでいました。
今回は石灰3号釉という、高温(1250℃)で透明になる釉薬を使用しました。釉薬掛けは素焼きされた器に、一度できれいに釉薬を掛けなければならないので、なかなか苦労している方も多かったです。参加者の方々は、器に釉薬をつける緊張の一瞬を感じて楽しんでいるようでした。
釉薬を掛け、どれが誰のつくった器か分かりにくくなってしまいましたが、来週の本焼き後には、世界に一つだけの個性ある器が完成します。参加者の方々には、来週を楽しみに、窯詰めをしていただきました。
来週9月28日は、完成した器のお披露目会をします。また、完成した器を招待状として、大切な人を食事会へ招待する、器を贈る会を行います。
来週も、思い出に残る楽しいワークショップにしていきたいです。
(芸術3年 永野)
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