いとともに無機質な風景が印象に残っています。
いわき視察2日目はまず久之浜漁港を視察し、漁師の方から原発事故後の
いわき市の漁業の様子や、試験操業の状況などを伺いました。
続いて、小名浜魚市場を視察し、魚介類の放射性物質検査機器や検査方法の
説明を聞きました。
午後からは、薄磯海岸のそばにあり、津波の被害を受けた豊間中学校の校舎を
視察し、豊間中学校校長先生より当時の学生達の避難の様子や、震災後の福島県の
小中学校の状況を伺いました。
最後に、富岡町から避難された方が暮らしている泉玉露応急仮設住宅に伺い、
市民ボランティアの方に仮設でのコミニュティーづくりのための活動内容を聞きました。
今回の視察では、様々な立場の人のお話を聞く事がでしました。
この視察でお会いした方々は、前向きで力強く震災と向き合っていたのが
印象的でした。しかしまだまだポジティブになれない方も多いこと、
今回お話を頂いた人達の中でも、それぞれの考え方があることなど、
いわき市や福島県の抱える問題は多様であることがわかりました。
今回の視察で自分が気付いた問題点に、自分の考えを持って真摯に向き合って
いくことが大切なのではと感じます。
(赤木)
4月25日、26日で一泊二日のいわき視察に行ってまいりました。
今年の視察の参加学生は58名。この視察は震災から3年が経ち、震災と原発事故の
影響を受けた福島県いわき市が、現在どのような状況にあるのかを実際に自分達の目で見て、
考えてもらう為に企画されました。
またFUKUSHIMA VOICEが制作した「いわきノート」に出演された方達の所へも伺い、
貴重なお話を聞いてまいりました。
一日目はまず、フェイジョアという果樹を栽培するゆうゆうファームを視察し、
福島県の農業や風評被害の状況についてお話を伺いました。
続いて、いわき万本桜プロジェクトが行われている回廊美術館を視察し、代表取締役の
方よりお話を頂きました。
宿に到着した後のレクチャーでは、いわき市在住のサーファー、いわき市の報道カメラマン、
いわき市共同通信の方にお越し頂き、震災当時の状況や、現在のいわき市の様子など、
それぞれの立場からお話をしてくださいました。
質疑応答も盛んに行われ、有意義な時間となりました。
(赤木)
6/1,2に、今年も一泊二日の三陸視察ツアーを行いました。震災から二年が経ち、被災地は今どのような状況であるか自分たちの目で確かめます。今年は学生、教員合わせて約40名が参加しました。
一日目はまず石巻の復興商店街を訪れ、各自商店街のお店や高校生が中心となって運営している食堂などで昼食を取りました。
その後石巻沿岸部、門脇地区へ向かい門脇小学校を見学、がんばろう石巻・ありがとうハウスを訪問し、ありがとうハウスの尾形さんの被災体験をお聞きしました。実際の状況と報道との違いがあったこと、「来年、再来年のことより明日を見たい」という話はとても心に残りました。
被災地は昨年よりもがれきの山は減り、津波で流された跡は草地や空き地が広がり人の気配のなさに物悲しさを覚えました。
宿泊先の牡鹿半島に入り、現地でボランティア活動されている方から震災直後の混乱状況や、人口減少など現状の問題や取り組みなどをお聞きしました。
宿泊先では夕飯後、一人ずつ一日目の感想を話しました。「実際に来てみたけど実感が沸かなかった。想像することの難しさを感じた」「無力感を覚えた」「メディアを通してでなく自分の目で確かめられた」などの感想があり、困惑した様子も見られましたがみんなで意見を共有でき有意義な時間を持つことができました。
二日目はまず女川町を訪れ、津波が押し倒した鉄骨の建物の見学、続いて向かった南三陸地区の復興商店街では南三陸のならではのご馳走を頂き、また安藤先生の復興住宅を見学しました。
最後に東松島のおのくん制作現場を訪れ、仮設住宅の方たちが生き生きと制作にあたっている姿を見ることができ、無力感を覚えた一日目から復興支援はできることから始めればいいと希望を持つことができました。
今回の三陸視察でも多くの方々にご協力いただき、また貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
参加した学生は自分の目で見て感じたことをチームのみんなに報告し、今後の活動に生かしてほしいと思います。(橋本)
本日は2グループ目の三陸視察に来ています。
行程はほとんど1グループ目と同じです。
Continue reading
宿泊した大船渡から陸前高田までの約1時間、現地で津波を経験した森 るり子さんにバスに乗っていただき、当時の状況や被災状況について説明してもらいました。
Continue reading
CRプロジェクトでは、夏休み集中講義として一泊二日の三陸視察を行います。
履修者が60名と多数のため2グループに分かれます。
本日は、1グループ目めを連れて視察に来ています。
教員も合わせて40名。大型バスで向かいます。
Continue reading
創造的復興プロジェクトのホームページを立ち上げました。このページを中心にお知らせや活動報告を行います。
ちなみにこのプロジェクトの通称は、創造的復興の英訳である Creative Reconstruction の頭文字から、「CRプロジェクト」といたします。(片岡)
大船渡市にある仮設商店街おおふなと夢商店街で行われたやっぺし祭り。東京から来たボランティアが行っているワークショップや出店があり、たくさんのお客さんが楽しんでいました。(片岡)
石巻でスポーツ店を営む松村善行さんにお話を伺いました。
商店街や避難所の現状などを話してくれました。(片岡)