いわき視察2日目はまず久之浜漁港を視察し、漁師の方から原発事故後の
いわき市の漁業の様子や、試験操業の状況などを伺いました。
続いて、小名浜魚市場を視察し、魚介類の放射性物質検査機器や検査方法の
説明を聞きました。
午後からは、薄磯海岸のそばにあり、津波の被害を受けた豊間中学校の校舎を
視察し、豊間中学校校長先生より当時の学生達の避難の様子や、震災後の福島県の
小中学校の状況を伺いました。
最後に、富岡町から避難された方が暮らしている泉玉露応急仮設住宅に伺い、
市民ボランティアの方に仮設でのコミニュティーづくりのための活動内容を聞きました。
今回の視察では、様々な立場の人のお話を聞く事がでしました。
この視察でお会いした方々は、前向きで力強く震災と向き合っていたのが
印象的でした。しかしまだまだポジティブになれない方も多いこと、
今回お話を頂いた人達の中でも、それぞれの考え方があることなど、
いわき市や福島県の抱える問題は多様であることがわかりました。
今回の視察で自分が気付いた問題点に、自分の考えを持って真摯に向き合って
いくことが大切なのではと感じます。
(赤木)