創造的復興:視点構築論2・ 第7回

創造的復興:視点構築論2・第7回講義はせんだいメディアテーク企画・活動支援室室長の甲斐賢治さんをお招きして「視点(は後で)構築論 ー 視点は動きながらつくられる(のではないかと思う)」というタイトルでお話を伺いました。
せんだいメディアテークでの活動の中に、被災した仙台市民や被災していない地域の人それぞれが、自身で考えながら被災地の様子を映像記録に残していくというものがありました。その時、果たして自分には被災地に入ってその様子を撮影する資格があるのだろうかという疑問を持つ人がたくさんいたといいます。
災害や大きな事故が起こった時に、当事者だけしかそのことを語れないというのではなく、被当事者であってもものを言える後ろ支えをいかに獲得してゆくのか、どのような回路で当事者に近づいてゆくのかが大切であるとお話されました。(赤木)

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