10月11日(土)文化祭看板の共同制作
潮来市立日の出中学校の文化祭に向け、美術部の生徒と一緒にステージ看板の共同制作を行いました。昨年、一昨年は大学生の考えたデザインを一緒に制作していましたが、今年は中学生が考えた案に私たちが制作協力するかたちで行いました。大勢で分担して作業したため、予定より短時間で看板は完成しました。そこで美術部の先生が急遽、プラスチック板を使ったキーホルダー作りのワークショップを企画して下さいました。看板制作の際に話すことができなかった生徒とも交流ができ、とても楽しい時間を過ごしました。
11月1日(土)日の出中学校文化祭の前日準備
文化祭では潮音寺万燈会における光のアートプロジェクトの活動を紹介する展示コーナーを設けました。この展示によって、万燈会当日に来ていない方にも潮来チームの活動を知ってもらうとともに、少しでも地域の話題のきっかけになってほしいと考えました。展示内容は万燈会に関して、今回のプロジェクトのコンセプト、中学生との交流や点灯後の写真、灯籠の配置図、万燈会当日来場者に書いていただいた感想などを時系列に沿って配置しました。
11月2日(日)の文化祭当日
展示コーナーの前で立ち止まってじっくり読んでくれる方や、展示の前で写真を撮っている保護者の方がおられました。展示を見ながら話す中学生の姿も見られました。また、日の出中学校から展示部門特別賞として賞状をいただきました。多くの方に見て頂くことで、私たちの活動を知ってもらうという目的は達成できたように思います。
驚いたことは、一昨年行った文化祭装飾プロジェクトが引き継がれていたことです。有志の先生方と生徒さんで行ったそうです。ステージ看板制作もそうでしたが、これまでの潮来チームの提案を中学生が引き継いでくれていることがとても嬉しく感じました。私たちが関わって行ったイベントも、今回の日の出中学校のように、地元の方同士で企画・進行していく中で人々の繋がりの強化に役立つことを願っています。(芸術3年 小笠原)