創造的復興:視点構築論1・第3回

視点構築論・第3回授業はクメール伝統織物研究所(IKTT)代表の森本喜久男さんに
「伝統織物と暮らしの再生」についてお話を伺いました。

カンボジアの伝統絹織物であるクメール織りを復活させ、現在の村がつくられるまでの経緯を
説明していただきました。
本当に良いものを作りたい、そして本当に良いものを売ることができれば、現地の人を雇用
することができる。そのような思いから、荒れ地を開拓し、桑の木を植えるところから始めた
という森本さんの活動は、学ぶ事の多い貴重なお話でした。
その地域の伝統や資源を再発掘するだけではなく、伝統を踏襲しつつそこからさらに展開して
ゆくことが必要となっているのだと感じました。
(赤木)

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[予告]創造的復興:視点構築論1・第3回目

視点構築論の第3回授業はクメール伝統織物研究所(IKTT)代表の森本喜久男さんに「伝統織物と暮らしの再生」についてお話を伺います。
森本さんは1996年にカンボジアの現地NGOとしてIKTTをプノンペン郊外のタクマオ市に設立し、以来、内戦下で途絶えかけていたカンボジア伝統の絹織物の復興と、伝統的養蚕の再開に取り組んでいます。
伝統的な地域資源と復興への取り組みはCRのチーム活動と通じる部分が多いと思います。
ぜひご参加ください。

会場:筑波大学 6A棟208教室
日時:5月2日(金)12:15〜13:30
(飯田)

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創造的復興:視点構築論1・第2回目

アーティスト、キュンチョメの本間さんをお招きして、「立ち入り禁止のその先で」というタイトルでお話を伺いました。
東日本大震災後に制作された多くの作品は、時には過激であり賛否両論を頂くとおっしゃっていましたが、そういった作品を制作するキュンチョメさんの思いをひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。
「震災に対して芸術に何ができるのか」という学生達の中に常にある自身への問いに、なにかヒントを与えてくれる力強いお話でした。(赤木)

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[予告]創造的復興:視点構築論1・第2回目

創造的復興:視点構築論1の第2回講義はアーティスト、キュンチョメの本間さんをお招きしてお話を伺います。
講義に合わせて6Aエントランスギャラリーでは映像作品4点を展示しています。
是非ご来場ください。
(飯田)

【講義】
タイトル:立入禁止のその先で
会場:筑波大学 6A棟208教室
日時:4月18日(金)12:15〜13:30

【展示】
会場:筑波大学 6A棟エントランスギャラリー
日時:4月11日(金)〜18(金)9:00〜18:00 ※土日はお休みです

キュンチョメ

創造的復興:視点構築論1・第1回目

4/11(金)の創造的復興:視点構築論1の第1回講義は、ジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介さんをお招きし、「震災後の取り組みについて」講演していただきました。
福島県いわき市豊間区のセブンイレブンで行われたライブ「SHARE FUKUSHIMA」の企画にまつわるお話や、著書の『福島第一原発観光地化計画』(東浩紀・編)について、観光というキーワードをもとに様々なお話を伺いました。
(飯田)

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「創造的復興プログラム」説明会のお知らせ

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「創造的復興プログラム」の全体説明会を行います。
下記の授業を受講しようと考えている人、創造的復興プログラムに興味のある人はぜひ参加し
てください。「創造的復興プログラム」の授業概要や昨年の活動内容、今年から始まる
プロジェクトなどの説明を行います。(赤木)

日時:4月10日(木)18:15〜19 :15
場所:5C216

「創造的復興プログラム」授業一覧
<大学院>
創造的復興特別演習Ⅰ(01EB081)
創造的復興特別学外演習Ⅰ(01EB082)
創造的復興芸術論特講(01EB083)
<学群>
創造的復興:災害精神支援学(Y505101・HB21131)
創造的復興:視点構築論Ⅰ(Y505201・AC42161・AC63541)
創造的復興:カタストロフィーと芸術(Y505401)
創造的復興:視点構築演習(Y635102・AC42182・AC63562・FH53072)
創造的復興:チャレンジ学外演習(Y635202)
創造的復興:サイエンスビジュアリゼーション演習(Y635302)
創造的復興:ハイブリットアート演習(Y635402)
創造的復興:課題発見解決特別演習(Y635502)
創造的復興:チャレンジ学外特別演習(Y635602)

創造的復興:視点構築論2・第10回目(最終回)

視点構築論2・第10回目(最終回)は、美術家の開発好明さんをお招きし、「東日本大震災・アートでの取り組み」について講演していただきました。
開発さんは被災地でたくさんのがれきを目にして様々な物や文化資産が失われたことを感じ、失われてしまった場所に文化を届けたいという思いから様々なアートプロジェクトを立ち上げられました。
開発さんの活動はメンタル面の支援やがれき消却問題、現存する無形文化財を残すための活動など将来を見据えた取り組みであり、様々な視点に立ってアクションを起こしています。「何かアクションを起こしたことによって何かが生まれる」と話され、被災地で活動をする学生たちにとっても励ましの言葉となったと思います。(橋本)

創造的復興:視点構築論2・第10回目の予告と関連展示のお知らせ

視点構築論2・第10回目(最終回)は、美術家の開発好明さんにお越し頂きます。開発さんは、2011年の東日本大震災と原発事故以降、トラックにアート作品を積み込み、日本列島を縦断しながら各地でチャリティー展を開催した「デイリリーアートサーカス」や、福島県 南相馬市に政治家限定の無料の休憩施設をオープンし、毎月15日にイベントをおこなう「政治家の家」、青森 から福島にかけての湾岸地域の人々をインタビューした「言葉図書館」、 南相馬市鹿島区北屋形の獅子神楽を記録したDVD「北屋形の神楽 終わりの始まり」の監督など、幅広いプロジェクトを精力的に実施 しています。

『視点構築論2・第10回目 ゲスト:開発好明』
会場:筑波大学 6A棟208教室
日時:6月28日(金)16:45〜18:00

視点構築論2での開発好明さんの講義に合わせて、福島県南相馬市鹿島区に伝わる伝統芸能、北屋形の神楽を復活させようと制作された『北屋形の神楽 終わりの始まり』を上映します。

『北屋形の神楽 終わりの始まり』
会場: 筑波大学 6A棟エントランスギャラリー
日時: 6/25(火) -6/28(金) 10:00〜17:00



講義、展覧会ともにどなたでも参加できます。(片岡)