THE COURTS
nutriments and knowledge splash
イギリス、バーミンガム近郊の街ウォールソールの駅周辺再開発の一環として企画された国際設計競技である。敷地は、すでに実現している駅周辺再開発エリアの西端に位置し、敷地の南側と西側が運河に面した特徴的な形状である。北側道路と南側の運河からの主要なアクセスを前提としながらも、様々な方向からのアクセスが可能となるよう計画している。 建築の輪郭は大きな平屋の矩形のボックスで、全体にフラットルーフが架けられている。屋根には規則的に16の矩形の穴が開けられ、その一部は1階室内への光庭として、また一部は中庭として、さらには地階駐車場への光のダクトとしてそれぞれの穴が機能する。プロジェクト名をTHE COURTSとした理由もそこにある。 施設の用途は、設計競技参加者の提案に任されているが、われわれは図書館を中心とする情報機能施設と多様な味覚を堪能出来るフードコートの空間併置を提案した。さまざまな国と地域に関する文化情報の摂取のための空間と、食を通してさまざまな地域の文化を摂取するための空間とが、途切れなく緩やかに連続する。「知」と「食」の栄養に満たされた新たな文化施設がウォールソールの街を活性化する。
nutriments and knowledge splash
イギリス、バーミンガム近郊の街ウォールソールの駅周辺再開発の一環として企画された国際設計競技である。敷地は、すでに実現している駅周辺再開発エリアの西端に位置し、敷地の南側と西側が運河に面した特徴的な形状である。北側道路と南側の運河からの主要なアクセスを前提としながらも、様々な方向からのアクセスが可能となるよう計画している。 建築の輪郭は大きな平屋の矩形のボックスで、全体にフラットルーフが架けられている。屋根には規則的に16の矩形の穴が開けられ、その一部は1階室内への光庭として、また一部は中庭として、さらには地階駐車場への光のダクトとしてそれぞれの穴が機能する。プロジェクト名をTHE COURTSとした理由もそこにある。 施設の用途は、設計競技参加者の提案に任されているが、われわれは図書館を中心とする情報機能施設と多様な味覚を堪能出来るフードコートの空間併置を提案した。さまざまな国と地域に関する文化情報の摂取のための空間と、食を通してさまざまな地域の文化を摂取するための空間とが、途切れなく緩やかに連続する。「知」と「食」の栄養に満たされた新たな文化施設がウォールソールの街を活性化する。
