岩手県山田町津波被災資料救済作業 お手伝いの募集

世界遺産専攻の松井先生よりお知らせです。

岩手県山田町で津波により被災した300点もの地方文書の救済作業を行なっております。これらは現段階では文化財ではありませんが、文化財収蔵施設のすべてが流されてしまった同町では今後沿岸の歴史を物語る貴重な資料になります。
芸術系、人文社会系、附属中央図書館が一体となり、それぞれの専門を生かして作業にあたることになりました。芸術系では文化財保存科学研究室が主体となり、状態調査やクリーニング、癒着した紙の展開作業などを行なう予定です。人文社会系、図書館ではカルテや文字の解読、解題の作成作業が行われます。
次回の作業を2012年6月26日(火)14時から芸術系棟B407(保存科学実験室)にて行います。それ以降も毎週火曜日の午後2時から定期的に作業を行なう予定です。作業はおそらく5時か6時ころまで行っておりますので、都合のつく範囲で出入り自由です。
みなさんの時間を少しで構いませんので下さい。見学だけでも構いません。

第五回救済作業 『資料の状態調査』
2012年6月26日(火)14時~(芸術系棟B407保存科学実験室)
服装は起毛の服はカビがつくのでNG。できるだけツルツルした服でお越しください。マスクや手袋などはこちらで準備します。問い合わせは B404 世界遺産専攻文化財保存科学 松井敏也まで

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